メガメタグロス練金工房

メタグロスの探求ブログです。

【最高2158/最終2049】ウルトラサザングロス【S7使用構築】

S7もとい、USMにおけるS1、お疲れ様でした。今期はインフレがあり、2100や2200も多く確認されたシーズンでしたね。

波に乗れた方もそうでない方も、このシーズンの最高レート、最終レートが、今後の指標になって行くのだろうなと思います。

今回紹介するのは、私が1700から一貫して使い続けた構築となります。メンバーはこちら。

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今回はウルトラビーストを2体も採用することになったため、構築名を直球にウルトラサザングロスとしました。

四体はあまり代わり映えしない面子ですので、見飽きたよーという方も多いかもしれません。しかし、まとめて一つの並びとしてみることで、パーティーの価値は意外と変わるものですから、しっかりそれぞれの調整も公開していきたいと思います。


★個体紹介


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サザンドラ

性格:臆病

特性:浮遊

技構成:悪の波動/流星群/ゲップ/挑発

持ち物:毒Z

努力値調整

H0/A0/B0/C252/D4/S252


受けループの崩しや、低速サイクルの処理、ゲンガー絡みのサイクルに繰り出していくことを念頭に置き、カプ系統をしっかりと処理出来るよう、新教え技【ゲップ】に毒Zを用いて採用しました。

努力値の調整は、捻り無しのCS振りです。Dに4振る理由は、B/Dが同数値のポケモンのテンプレートとして、ポリゴン2のダウンロードによるC上昇を防ぐためですね。

サザンドラを最速にすれば、どのようなミミッキュの上も取ることが可能で、HPが大凡二割残っていれば影打ちもしっかり耐えられることから、散り際に皮を強引に剥がしたり、挑発で呪いやトリックルームを防ぐことができるのは評価が高いです。

更に、スカーフを除くカプ・テテフの上から毒Zを打つことが出来るため、相手の持ち物をしっかり見極める立ち回りが出来れば、終盤に一貫性を取って掃除役を務めることも可能です。遅いボーマンダリザードンの上から流星群という動きも何度か決まったので、現環境は火力重視の控え目よりも、活躍の場を広げる意味で臆病をオススメしたいと思います。

技に関してですが、悪の波動/流星群/挑発までは、上記の通り一貫性を取る、相手の動きを阻害するという意味でもテンプレートとして固めていいと思う程度には使い勝手が良かったです。

毒Zに関しては、やはり一度切りの大技という感じがしてあまり好きではなかったですが、ゲンガーレヒレポリゴン2のような、滅びの歌を軸に据えたハメパーティーに鬼の一貫性を取れるので、Z技って強いんだなぁと再確認しました。まあ、そもそもヘドロウェーブが来ていればこんな事にはなっていないんですが。

こういった感じで、サザンドラは受けサイクルを処理することを主な目的として動かしました。ただ、相手のメタグロスバシャーモといったメインエースに弱いため、選出率は然程高くなく......。パーティーの穴を埋めるために必要な型でしたが、もっと選出するためには、やはりスカーフだったかなあという印象。ただ、出せる試合で腐るということはほぼ無いので、選出時の活躍は目を見張るものがありました。


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メタグロス

性格:陽気

特性:クリアボディ 

技構成:アイアンヘッド/思念の頭突き/地震/バレットパンチ

持ち物:メタグロスナイト

努力値調整

H92/A140/B20/C0/D4/S252


各種パーティーの対面潰し、サイクル処理、掃除役を満遍なく担う事ができる、マイフェイバリットメガシンカ枠です。ボーマンダガブリアスランドロスといった所謂氷四倍組を、しっかりと裏で受けて切り返せる構築を組み、冷凍パンチを不採用とする事で、単体性能の底上げを狙いました。

努力値に関してですが、ORASで提唱していた最高効率調整をそのまま流用しています。具体的な調整先はD方面はゲンガーとゲッコウガで、メガゲンガーのC191(臆病C4振り)シャドーボール耐えをする事で対面で処理がしやすくなる(C222の個体は鬼火や催眠術と言った状態異常技+祟り目という構成が多いので、催眠以外では基本押し負けない)ようにし、ゲッコウガに対しては命の珠補正の乗った悪の波動をしっかりと耐えるようになっています。昔は水手裏剣は物理技だったので需要が低かったですが、最近は特殊化によって搭載率も当時より遥かに伸びているので、もう少し耐久を伸ばしたいですが......難しいところですね。

物理方面は、安定のA182(陽気252振り)ガブリアス地震+鮫肌ダメージ(20)耐え調整。今回は冷凍パンチがないので安定処理はし難いですが、後続のテッカグヤのサポートを活かせるよう性能の底上げ目的でBにも振り分けました。HPは実数値167、つまり8n-1、鉄の棘や鮫肌といった接触ダメージを効率良く抑える調整です。同時に6n-1も達成しているので、ゴツゴツメットダメージも抑えています。

技構成に関してですが、冷凍パンチを切った際には環境にボーマンダが著しく少なかった事と、パーティーにテッカグヤフェローチェという、氷四倍弱点持ちを処理する手段が多くあったことが決め手となりました。何より、環境にヒードランメタグロスが多く、地震は切りにくかったこと。更に、ランキング上位に居座るリザードンの安定処理には、どうしても思念の頭突きが必要だったこともあり、一貫性を取りやすくなるような型を心掛けて選択しました。結論として言えば、冷凍パンチがあることで勝てた試合よりも、思念の頭突きや地震アイアンヘッドバレットパンチがなければ負けていた勝負の方が圧倒的に多く、ガブリアスランドロスボーマンダ辺りは裏に任せるのが懸命だなと実感することができました。

また、シーズン終盤には地面技や炎技のないボーマンダ(所謂みがはねマンダ)が大増殖していました。私のパーティーにはテッカグヤがいる関係上、余程テッカグヤ処理に信頼の置けるポケモンがいない場合は、そう言ったボーマンダしか選出できないため、特別冷凍パンチがなくともメタグロスボーマンダを始末することができたのも大きいです。

選出率は惜しいところで二位です。というか、ナットレイクレセリアがいない場合は出せないパーティーなど殆ど無いので、気軽に初手に投げ得でした。後述のフェローチェのお陰で、苦手なポケモンがいても繰り出し易いのは非常に嬉しいポイントだったと思います。


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グライオン

性格:慎重

特性:ポイズンヒール

技構成:地震/毒々/守る/ステルスロック

持ち物:毒々球

努力値調整

H212/A44/B0/C0/D252/S0


最近お気に入りの、比較的テンプレートな慎重グライオンをお借りした調整です。守る+ポイズンヒールで体力を温存しつつ、役割遂行の為の毒々とステルスロックを打ち、メタグロスの一貫性を取りやすくする立ち回りを意識します。

正直実況向きのポケモンではないので、採用するのを躊躇ったりもしましたが、まだまだチャレンジャーの身としてはそう言ったことで強いポケモンを使わないのは良くないなと思い、ランドロスからグライオンに変更した枠です。フェローチェの加入によってリザードンの処理は比較的楽になっていたので、カバリザコンボよりも、環境に激増したヒードランギルガルドにしっかり役割遂行が出来るポケモンとして重宝しました。

耐久方面は、メガゲンガーのC222祟り目を毒状態による威力上昇時にも確定耐え。霊獣ボルトロスなどの目覚めるパワー氷もしっかり耐えて対面で猛毒に追い込める他、カプ・コケコの目覚めるパワー氷は、守るによる回復効果で二回耐えることができます。

ギルガルドの霊Zシャドーボールなども、回復込みでしっかりと影打ち圏外まで持ち直せる点が嬉しいですね。激増した毒々+キングシールドコンボのギルガルドも、上から一方的に地震or守るの択を迫れるのは好感触です。

リザードン側から一撃でこのグライオンを倒すには、特化オーバーヒート以外に選択肢がないため、初手に対面して吹き飛ばされて負けたことは一度もありませんでした。

自ら毒状態になる関係で、カバルドンのあくびループにも強く立ち回れるのもランドロスと異なる強みですね。

Aに44振ることで、B4振りまでのメガゲンガー地震で確定一発で落とすことができます。余りの出ない完璧な数値なので、とても綺麗な調整だなと考案者を尊敬しています。

どうしても毒々が通らない相手には立ち回りが窮屈になるので、ドヒドイデとの再生回復サイクルで相手の低速サイクルをじわじわと削る動きが多いです。

岩石封じやハサミギロチンも確かに有用なのだろうと思いますが、結局グライオンの素早さを底上げできるだけの努力値余りがないことから、相手の素早さを下降させるメリットを活かしきれないと判断して採用を断念。一撃技で上振れを狙うくらいなら、サイクル内で択勝ちを狙う方が勝率が上がる程度のスキルはあると思いたい(希望的観測)ので、この構成に固めました。

選出はかなり多めで、ギルガルドや電気枠を見たらしっかり投げ、メタグロスと組んでいないリザードン軸にも選出は意識していました。色違いを粘りたくなって来る程度には思い入れが出来た、いいポケモンだったなと思います。


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ドヒドイデ

性格:図太い

特性:再生力

技構成:熱湯/ヘドロ爆弾/自己再生/黒い霧

持ち物:黒いヘドロ

努力値調整

H252/A0/B236/C20/D0/S0


別に名前を出して怒られる程他人行儀な関係でもないので普通に書きますが、afouさんと一緒に遊びに行った時、「呪いミミッキュウザくないですか?」「確かに、どうしても流されてしまいますよね。」という会話になり、二人で意見交換して完成した調整&技構成のドヒドイデです。

従来通りHBにしっかりと厚く割き、思念の頭突きのないメタグロスや、バシャーモルカリオミミッキュなどといったアタッカーをお任せしています。Cに20振ることによってほんの僅かに火力を押し上げ、技構成を少し特殊なものに変更していますね。

熱湯/黒い霧/自己再生のテンプレートは、毒菱パーティーでの採用やトーチカコンボを狙わないのであれば鉄板と言えるでしょう。今回はそこに、ヘドロ爆弾を投入しました。これの刺さりが最高に良い。

具体的な計算式は長くなるので省きますが、ミミッキュの呪い/痛み分け型の身代わりをしっかりと壊すことができます。痛み分け型は体力を増やしてしまうとシナジーが得られず、基本的にはBとSに振っている個体が多いからですね。逆にD振りの個体は、ある程度の削りさえ入ればメタグロスバレットパンチで潰しが効くので、理論上対応不可能なミミッキュは居ません。

また、瞑想レヒレやアシレーヌに対して後投げから余裕を持って殴り勝てる他、流行していた激流水Zゲッコウガの身代わりを割ることができたのはグッド。交代側にカプ・コケコかカプ・テテフにヘドロ爆弾が当たれば、毒を引ければそのまま確定2になるので、交代読みを一気にしにくくさせる圧力があります。ヘドロウェーブの方が威力が高いですが、Cに20振ることで怪しくなるのはメガリザードンXの2段階上昇逆鱗の乱数幅くらいのものなので、20パーセントの状態異常確率を取りました。スリップダメージは挑発持ちで回復を妨害出来るサザンドラ、先制技持ちで撃ち漏らしを掃除しやすいメタグロス、守るによってターン数を稼ぎ易いグライオンと相性が良く、この構成、調整は成功だったかなと感じています。


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フェローチェ

性格:やんちゃ

特性:ビーストブースト

技構成:飛び膝蹴り/とんぼ返り/冷凍ビーム/ドリルライナー

持ち物:こだわりスカーフ

努力値調整

H4/A196/B0/C4/D52/S252


今回は超高速エースとして、スカーフフェローチェを採用しました。一時期激増していたアーゴヨンや、それに対応すべく数を増やしたスカーフゲッコウガに対して、上から叩けつつ対面有利を作り出せるポケモンとして重宝しました。冷凍ビームを採用することにより、素早さが上昇したメガボーマンダも上から叩けた他、スカーフランドロスなど対面で突っ張ってくる相手を処理し易くなります。

性格をやんちゃにした関係で、特防に少し振らないとゲッコウガの水手裏剣で低数ヒットでも落とされてしまうため、ここまで伸ばして通常の手裏剣を4耐え、球手裏剣を3耐え出来るようにしてあります。

他の技構成はテンプレートですが、飛び膝でナットレイヒードランを消し飛ばせば、カプ・テテフにも膝が半分近く入りますし、抜きエースとしての性能も高かったです。

また、天候パーティーのエースポケモンのメジャーな部類は全て上から潰せるので、砂パ、雨パはフェローチェテッカグヤどちらでも対応が効き、比較的簡単に勝ちを拾えるのも嬉しいポイントでした。

当初はメタグロスバレットパンチシナジーを出すためにドリルライナーやとんぼ返りでゲンガー、カプ・コケコあたりを削って貰おうという考えでしたが、エース選出も多く使っていてクセになるポケモンだったなと感じます。

オススメしてくれた後輩に感謝。


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テッカグヤ

性格:図太い

特性:ビーストブースト

技構成:ギガドレイン/宿り木の種/火炎放射/目覚めるパワー氷

持ち物:ゴツゴツメット

努力値調整

252/0/252/0/0/4


今回唯一後悔が残った枠です。正直エアームドでよかった。

ギガドレインを搭載することで、対ギャラドス性能を向上させ、雨パ戦においてもラグラージを吸い殺すことができると考え採用。しかし、型バレが祟ってメガシンカされずに挑発竜舞をガン積みされたり、そもそもZ技持ちのギャラドスが厳しい点、普通に滝登りで怯みを喰らって吹き飛ばされる点など、問題点は山積みでした。また、めざめるパワー自体はいいなと思うのですが、Sを伸ばせない関係上グライオンに叩き切られる機会が多く、どうしても下からワンチャンドレインをされやすいポケモンだなと感じました。

最終日に怯むわ急所に貰うわで嫌になりそうでしたが、対ナットレイや対ハッサム性能が高く、また、カプ・テテフにもオマケ程度には強いのは高評価です。どうしても雷パンチメタグロスがキツイですが、カプ・コケコと組んでいないメタグロスを牽制し易い点、メタグロスの一致打点をしっかり半減できる点は強みだなと思いました。


★基本選出のパターンについて

選出の基本型は2パターンでした。

基本選出①

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先発フェローチェのとんぼ帰りを軸に流れを組み立てる、基本選出の形です。相手の対面寄りのパーティーには大体これで、メタグロスフェローチェ、どちらで最終的に一貫性を取るのかを判断しながら動いていました。

私のパーティーに初手でカプ・テテフが来る場合はほぼ確実に「こだわりスカーフ持ち」であるか「裏にカバルドンなどの物理受けがいる」ことが分かるため、フェローチェのとんぼ返りでカプ・テテフを削り、メタグロスドヒドイデでサイクルに圧を掛けながら全抜きの体制を構築していきます。

フェローチェはタイプ一致による火力があるため、どんな状況であっても上からとんぼ返りが打ち易く、また、最悪の場合バシャーモなどに対応するためのドヒドイデを切っても、スカーフ任せに上からドリルライナーを叩きつけられるので、立ち回りに幅が出やすいですね。

基本的には、上記した通りフェローチェで削り→バレパンメガメタグロスで全抜きが主です。ただ、素早さ種族値110以上の汎用アタッカーが多く存在するパーティーを前にした場合は、フェローチェにシフトすることも念頭に置くと、ぐっと戦い易くなった印象があります。

具体的には、アーゴヨンゲッコウガ、カプ・コケコなどが二体見えた場合は、フェローチェルートを取るべきかなと感じました。


基本選出②

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基本選出の2パターン目です。相手にギルガルドウルガモスリザードンなどのポケモンが見える場合は、グライオンを先発に起き対処して行きます。

上記の通りステルスロックメガメタグロスの一貫性を作るのが主な目的ですが、対面したリザードンや霊獣ボルトロスに毒を盛ったり、カバルドンのあくびループを強引にカットすることが多いため、役割は多いです。

フェローチェと違い上から一貫性を取れるポケモンメタグロスのみなので、サイクル内での行動は体力温存重視で、あまり博打や読み行動には出ないように意識していました。

毒を早期に刺せればサイクルが一気に楽になるのですが、万が一反撃でグライオンが落ちると逆に防勢に回ってしまいますので、見極めができるようになるまで割と負けが込んでしまったなという印象です。グライオンは回復ソースはありますが、ランドロスよりも脆い面があり、火力も低いため、慣れるまで長く付き合っていくべきポケモンだなと思いました。


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サザンドラテッカグヤは、限定的な選出をしていました。

サザンドラの場合、相手がゲンガーを軸としたサイクルパーティーである場合。特に、ポリゴン2カプ・レヒレがいると、これに対抗できるドヒドイデグライオンメタグロスをゲンガーで強引にハメて来ようとする相手が多く、ゲンガー+カプ・レヒレorポリゴン2+1にほぼ選出が固められていたので、先発でサザンドラを投げ付けていました。

受けループに対しても、グライオンステルスロック展開→サザンドラで挑発&悪の波動で圧をかけ、メタグロスフェローチェで全抜きという動きが取れたため、かなり強力な立ち回りが実現できます。エアームド+ドヒドイデという並びの受けループ以外は基本的にこれでなんとかなるので、受けループに負けたのはギロチンにかけられた一試合と、ドヒドイデ+エアームドで回された試合の合計二試合だけでした。ドヒドイデ+エアームドのコンボは、テッカグヤを選出して隙を突く機会を増やすというのも一つありだと感じます。


テッカグヤは、相手のパーティーにボーマンダギャラドスメタグロスが居る時、かつメタグロスフェローチェドヒドイデだけでは対応が厳しそうな裏メンツを構築していた場合に選出しました。

ランドロスマンムーに強く、キノガッサにはほぼ確実にマッハパンチを打たせられる関係で、ゴツゴツメットを当てやすかった事、ミミッキュがまあまあ受けられる事は高評価でした。


以上で、今回の構築記事は終わりです。

最高2158と、自己最高には一歩届かず、目標の2200にも指先すらかけられませんでしたが、勢いだけでなくしっかりと腕で2100に乗れたかなと実感しています。

インフレが遠のくと考えると、また2200は厳しい環境になるかもしれませんが、地道に頑張っていきたいですね。


皆さん、S7お疲れ様でした。